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The Art and Science of Training/Teaching and Learning

 

毎週火曜日7:30~Social kitchenにて開催される英語教室に、特別講師として、西牟田真麻さんにお越しいただきました。

 

Profile/ 西牟田真麻 Maasa Nishimuta
小学5年生より大阪にある乗馬クラブに通い始める。高校卒業後、東京で新たな馬仲間と出会い、彼らの乗馬クラブで馬について学ぶ。アメリカにて馬のクリッカートレーナー、ペギー・ホーガンと出会い、クリッカートレーニングを始める。2016年8月より、北テキサス大学大学院にて応用行動分析学を専攻。

 

maasa2

 

授業は、真麻さんの幼少時代の馬との出会いから、現在の研究に至るまでのお話から始まりました。 彼女は、馬を鞭で打ったり、足でお腹を圧迫するなどの、直接的なアクションを加えて行動を調教することに対する疑問と馬への罪悪感を抱き、何か違う方法でのトレーニングはないか、と思っていたそうです。現在はアメリカにて、クリッカートレーニングという、馬が行動を自発的に出しやすい環境をアレンジし、行動後に馬が好きなものを与えることによりその行動を強化し、行動を一緒に作っていくという、双方向的なトレーニングに、相棒馬のジャクソンと取り組んでいます。このトレーニングは、「行動変容の科学ー行動分析学」を使った科学的な方法であると共に、馬たちとのコミュニケーションを図るためにも使っているそうです。これを毎日行うことで、馬が自発的に行動というツールを使い環境を変え、馬の行動レパートリーを増やし、人と暮らすという環境の中で彼らにいろんなスキルを教え・与えることができるのです。真麻さんは、その喜びをジャクソンと共有する素敵な日々を送っているそうです。
(さらに詳しくは真麻さんのウェブサイトを参照!)

 

ウェブサイト
英語版:https://clicktreatempower.wordpress.com/

日本語版:https://clicktreatempowerjp.wordpress.com/

 

レクチャーの合間には、このクリッカートレーニングを応用したゲームや、ジェスチャーゲームなどで、大いに盛り上がりました。その後はクラス全体でディスカッションを行い、行動と環境の間にある深い関係性について、真麻さんや生徒さんたちの実体験を引き合いに出しながら共に考えました。

 

英語教室全体2

 

授業の最後のスライドには、真麻さんが ”The learner is always right” という言葉を提示してくれました。 何かを意識的に学んだときや、新しい体験をしたとき、あるいは誰かに何かを教えているつもりが、実は沢山のことを教えられていることに気づいたときなど、ふと 「あ、私は今、学んでいる」と知覚する瞬間に、何か明確に言葉にし難い、ですが直接心に作用するような感覚が湧き上がることがあります。 先の言葉は、行動分析学の創始者であるB.F.スキナーからの引用だそうですが、今回のレクチャーを通して聞く言葉だからこそ、なにかを学んだ時に感じる新鮮な感動や喜びを愛情深く肯定する、素敵な言葉だと思いました。
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Thank you, Maasa!

 

English School

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