2014年4月20日(日)
13:00~16:00 at 恵文社
福島の原発事故はチェルノブイリがそうであったように、被災者への支援が日に日に薄れていくことを突きつける。社会において「守ること」の本質とは何か。市民の主導権という名のもとに、人々を「守ること」に対して公平性は保たれているのか。放射能測定値、医療サポートの現場、被災者への援助に関する具体的なレポートに関する講義。
作家。長編小説、短編集などをActes Sud 社、および Gallimard 社から出版。近著は Carnets des Cévennes, Carnets des Cornouailles, Carnets de Kyôto (Ed. Le Mot et le Reste), 『深淵の聖域―フクシマ災害の記録』(Ed. de l’Encyclopédie des Nuisances, Paris 2012) はティエリー・リボーとの共著。またコラージュ作家としても活躍する。
◼︎特別講師:ティエリー・リボー
社会経済学者。1994年からCNRS(フランス国立科学研究センター)の研究者として在任。2009年から2013年まで東京日仏会館の主任研究員として配属され、主に日本の若者文化を研究してきた。2011年3月11日の震災後、原発事故よって生じた経済危機に関する論文、書籍を多く出版する。2013年の1月以来、同志社大学、京都大学、福島大学と共同で「原発事故における人間性の擁護と人々の反応」について研究を進めている。またアラン・ソリエールと共に核の脅威とその現実と自由に関するドキュメンタリー映画「Gambarô」(52mn)を2014年に制作する。
レッスンは2 部で構成されています。1部でメインプログラムにおいて使用される英単語や語彙などを学習し、30分の休憩後、2部では特別講師による講義を受けていただきます。1部、2 部共にレッスンは英語で行われます。初級レベルの方への対応もしておりますので事前にご相談ください。
【受講料】 3,500円
【場 所】 恵文社一乗寺店
【申 込】 お名前、ご連絡先を明記のうえ、ホームページよりお申し込みください。
イベント終了後、ウフコーヒーの
お茶とお菓子をお楽しみいただけます。