現在オーストラリアの大学で、心理学の分野で教鞭をとりながら、ベジタリアンやヴィーガンを取り巻く文化的背景を研究されているMattさんが『英語教室』のdiscussion groupに参加してくださいました。彼の質問は大変興味深くそれぞれ意見を交わしました。
How would you define “vegetarian” and “vegan”? What do you think the most common motivations are for people to become vegans / vegetarians? How is vegetarianism / veganism perceived by the general public in Japan?
「ベジタリアンやヴィーガンってどういう風に捉えていますか。」
「ベジタリアンやヴィーガンになる人の一般的な動機ってなんでしょう。」
「一般的にベジタリアンやヴィーガンは日本でどのように受けとられていますか。」
などなど。 皆さんからは、「日本では、自然環境や動物愛護の観点からベジタリアンやヴィーガンになるというよりも、健康や嗜好として選択肢に入れる人が多いのではないか。」「ヴィーガンの人とご飯を食べる時、相手に喜んでもらうにはどのような食事を出せば良いか、どこで食べたら良いか悩む。」「肉や魚がどのように食卓に上がってくるのか考える機会があまりないけれど、目をそらしているだけだと反省する。」といった意見が出されました。
Mattさんには世界のベジタリアン、ヴィーガン事情やその文化的背景についてもお話ししていだだきました。個人の食べ方の問題だけでなく、考え方や生きる姿勢、環境問題や経済活動も絡み合う食と人との関わりは、深く考えたい大切なトピックです。